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腕神経叢損傷の治療の経過状況 術後3ヶ月

こんにちは。NASOです。 腕神経叢引き抜損傷の経過状況 先日病院で診察を受けて来ました。 腕神経叢損傷の経過状況を定期的に通院してみてもらってるんですが、何やら面白い事が僕の身体で起こっているので共有していこうかなと思います。 軽くおさらい 4月末にバイク事故で腕神経叢損傷を診断される。 神経が引き抜けて左腕が動かなくなる 8月に手術 手術の目的・・・ 肘の動きを完全に元に戻すのは不可能なため、日常生活が少しでも改善されるよう 肘を動かすための神経を体の別の箇所から移植するもの。 移植する神経・・・ 肋間神経。胸にある、呼吸時に胸を膨らませる筋肉につながっている神経。 術後3ヶ月現在 病院で経過観察をしに行ったという感じです。 検査と言ってもカッケ検査のような簡単な触診だけだったんですが 左腕の神経を移植した部分を叩くと胸に振動を感じるようになったんです。 これは胸から脇の下を通して移植した肋間神経のうち、知覚神経と呼ばれる神経が 上腕二頭筋、つまり叩いた部分まで無事伸びて来たことを示します。 腕を叩くと胸が痛いんです。凄くないですかこれ 知覚神経と言いましたが、運動神経?というのもあるらしく、そちらが繋がらなければ肘は動かないということで、もうしばらく経過を観察することになります。 ちなみに運動神経がうまくつながると肘が動くようになるのですが、 元々呼吸をトリガーにして動かす神経であるため、 息を吸った時に肘が動く という事になるそうです。 まぁいきなり肘が思いっきり屈伸するということは無く、2年ほどリハビリが必要になるそうです。2年経つと脳みそも肘と胸を切り替えてくれるようになって、以前のように肘を動かしたいと思えば肘が曲がるんだそう。 まぁいずれにせよ運動神経がうまくつながれば ですけど 割かし左腕のことは諦めていたので今回の件は結構驚きました。 というかほぼ諦めていて、仕事辞めて海外に移住しようかな?くらいに思っていました。 まだまだ働けということか。 頑張りましょう。 今回はここまで 腕神経叢損傷について その1 へ 片腕の可能性を模索し

怪我の重さ割に意外と元気だねと言われる話

二本あったものが一本になり、かえって収まりが良い(某漫画の何かの科白) 重い障害を負った割に元気だねと言われる というお話 さらっとおさらいですが、僕はバイク事故で腕神経叢引き抜け損傷という後遺障害の残る重めの怪我をしています。簡単にいうと左腕の機能を失いました。 ※肩と肘が動きません ですが、入院していた時にお見舞いに来ていただいた人達ほぼ全員から 「思ったより元気そうだね」 とか 「どうやって立ち直ったの?」 とか言われてきました。 いつも通りヘラヘラしていたからだと思います。ぶっちゃけた話そもそも落ち込んで無いんですよね。 当時の心境を順に思い出してみる 事故当初の心境を思い出してみると、パニックだったり、ハイになっていたと思います。 周りのみんなにすごく心配かけている、迷惑をかけている。 そんな感情が常に逡巡していてとにかく身体をなんとかして心配かけないようにせねば、と思っていました。 落ち込む暇がないというか実感が湧いていないと言ったほうが正しい気がします。 次に考えたのは仕事の事です。幸い?僕が事故ったのはゴールデンウィークの初日でしたので、職場に事故の事を報告するのには充分猶予がありました。 入院してすぐに上司に事故のことを伝えて話がしたいので見舞いに来るように言いました(笑 幸い入札前かそれくらいの時期だったと思うので、急に人が欠けることによる影響も少なく、とりあえず養生しろという風に言ってもらいました。 職場から理解を得られたというのは僕の中で大きかったと思います。 次に気になったのはバイクのこと。 バイクがレッカー車で購入元であるディーラーに運ばれたという話は聞いていたので、迷惑がかかっていると思い電話をします。 「身体の方は大丈夫ですか?バイクは預かってますから、身体のほうが大丈夫になったらでいいので、ゆっくりお越しください」 と親身に話を聞いていただけました。感動。KTM好き。 その時にバイクが修理不可のダメージを負っていることがわかり、廃車が確定して同時に絶望するのであった そして検査などが進み完治する事がない怪我であることを聞かされるのです。 一旦話が話が変わりますが 皆さんはゲームとかするでしょうか。 僕は今でこそやらな

バイクに乗るリスクとか

バイクに乗るリスクとか心構えについて こんにちはNASOです。 最近すっかり涼しくなって行楽シーズンですね。(台風とかあって大変だけど) バイクに乗れる環境にあったらめちゃくちゃツーリングとかキャンプとか行きたかったなぁと思う毎日です。 バイクに乗りたいから免許取りに行きたいけどリスクがあって怖い。 全くその通りだと思います。同じ乗り物というジャンル車でも事故の規模によっては当然大怪我を負ったり最悪の場合死ぬことだってあると思いますが、バイクは生身を曝け出している分確率で言っても怪我を負うリスクは当然高まると思います。 ただの立ちゴケ一つとっても擦り傷の一つや二つはできたりしますよね。 それおしてでもバイクに乗りたい。わかります。僕も今でも何とかバイクに乗れたらと思っています。まぁ片腕で乗れたとしても廃車になったバイクのローンが残ってたりで新しいのを買えないのでどのみち乗れないんですが。。。 話がそれましたけど、バイクに乗るにあたってどんなリスクヘッジをしておけば良いのでしょうか。これについて実際事故った立場から3点に分けて話したいと思います。 バイク選び 安全運転 装備について 以上の3点です。 そんなの自分はちゃんとできてるよ!という方はご覧にならなくて大丈夫だと思います。 完璧な事故対策なんてのは存在しないし、ガチガチな装備で怪我をする人もいれば、Tシャツで事故歴無しという人もいるわけですから。 バイク選び です。これは賛否ある話になると思います。多数の人がバイクがかっこいいから、見た目が気に入ったから という理由で免許をとりにいくかと思います。僕もそうでした。 ちなみに僕の初めてバイクはヤマハのYZF-R1でした。ゴリゴリのスポーツバイクです。 颯爽とサーキットやワインディングを走ってみたいという憧れがあったんですね。当時はですよ。 その時は何も知りませんでした。安全面なんて腕で何とかしてやるわい。事故らなければ怪我はない!見た目が好きなのが一番!でエイヤーで購入し、納車された当日から震えながら運転して帰宅した記憶があります。 結果一ミリも乗りこなせない上に対して乗りもせずに手放してしまいました。確かに所有欲は満たされますし、駐車場で

尿道狭窄症について

今回バイク事故で腕神経叢損傷という重い後遺障害が残る怪我を負ったという話をブログに書いてきたわけですが、不運にももう一つ厄介な怪我を負っていまして、腕と並行して書いている現在も治療を行なっています。 尿道狭窄症について 御察しの通りデリケートな怪我です。 結論から言いますと、おしっこが出にくく(ほぼ出ない)なります。 高齢者の方や女性 に多いらしいです。今回は事故が原因ですのでここには触れません。 事故の際バイクのガソリンタンクの部分がぶつかって尿道に傷ができてしまっていました。救急病院に運ばれた際大量の血尿が出た、と以前の記事に書いたのですがこのためです。 この時と、入院中も血止めの薬が処方され程なくして血尿が止まりました。 塞がった傷が治癒するときにケロイドのように盛り上がり尿道が狭くなるという症状です。 症状が出るまで 血尿が止まってから約1ヶ月間、特に違和感もなく通常通り排尿できていたのですが、徐々に異変が出てきます。 尿が細くなってくるんです。。。 尿が細くなるってあまり言わない表現だと思うんですが、文字通り細くなります。 僕の場合最終的に水滴しか出なくなりました。 (完全に出なくなる人もいるらしく、 尿閉 と言います) 僕のように事故が原因と思われる場合、手術するしかないので大きい病院にかかった方が良いです。(水滴でも出ているうちは問題ないが、生活がしんどすぎるため) 尿道造影検査 病院で受診して事故による尿道狭窄症と診断されたら、まず尿道のどの部分に狭窄部(狭くなっている部分)があるかの検査を行います。 詳細に書くと痛ましいのでざっくり書きますが、尿道の入り口から注射器のようなもので造影剤を流し込みレントゲン撮影を行います。 腕神経叢損傷の時は脊髄でやりましたが、似たような検査です。 尿道の狭窄部のところで造影剤が流れなくなるので、レントゲンで撮影した際狭窄部の大体の場所を特定することができます。 痛くはないけどすげぇ気持ち悪かった🤢 膀胱ろう 日常生活に支障が出まくりな中、どのように治療していくのかと思っていたのですが、例によって大きい病院に転院することになります。 防衛医大 です。尿道狭窄症の権威がいるらしく、そこで治療した方が

腕神経叢損傷について その4

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腕神経叢損傷について その4です 今回は腕神経叢損傷の手術について、実際に僕が体験した事をもとに共有しようと思います。🧐(macで絵文字の使い方を覚えた) 手術の目的 はじめにこの記事は僕のケースであり、同じ症名であ っても引き抜けた神経の箇所、状態によって手術の内容は当然異なります。(と思います🤔) まず改めて僕の症状のおさらいをします。 左腕神経叢(引き抜け)損傷 上腕の屈伸運動は全く出来ない 指は動く 各所に感覚麻痺 ※ちなみに整形外科(末梢神経)の範疇です。実は泌尿器科にも痛ましい怪我で掛かっているのですがそれは別の記事で書きます。 さて、治療の目的ですが完治させることではなく 機能改善 となります。 平たく言うと後遺障害が残る事は確実と言う事です。 なぜなら現在の医療では引き抜けた神経をもとに戻すことは出来ないからです。 首からひっこぬけた神経をもとに戻すって単純ではないんですねぇ。。 機能改善とは、僕の場合不幸中の幸いにして指は動きます(握力はかなり低下しています)ので、肩関節の動作、肘の屈伸運動、これらを身体の中の別の神経を移植する事で少しでも動くようにしよう、という事です。肘だけでも動くと日常生活において全然違うと思います。 神経移植手術の内容 上で少し触れましたが、実際に僕が受けた手術の内容を説明してきます。 まず手術前日、神経科の先生による手術の準備手術が行われます。 内容ですが、首の後ろ、後頭部から下のあたりに電極を差し込みます。神経移植の手術中に電気を流して神経の反応を確認する事が目的です。 これは椅子に座った状態で行われますが、またまた部分麻酔です。 前回脊髄造影の時は腰に麻酔の注射を打たれましたが、今回は首です。。 チクッとしますよー、と言われます。チクっとします😇 その後は首の後ろのあたりをゴソゴソされている感覚にしばらく耐え、手術前手術の完了です。下に画像を載せておきます。因みにこの状態で仰向けで寝る事ができます。 で、翌日本番の神経移植手術です。 まず引き抜けた神経を目視で確認するために首の横っちょを切開します。 これまで脊髄造影や、筋電図など各種検査を行ってきていますが、この首を切開し

腕神経叢損傷について その3

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腕神経叢損傷について その3です 腕神経叢損傷の治療 前回の記事では広尾病院に転院したところまで書きましたが、今回から実際に僕がどんな治療、検査、手術を受けたかを書いていこうと思います。 筋電図による検査 転院後の初診では転院前の病院で受けたように触診による簡単な検査の後、待ち受けていたのは筋電図の検査です。 神経は電気信号?によって筋肉に対して動作の信号を送るらしいのですが、実際に筋肉に電極となる針を刺して電気を流す事で反応があるかどうか、すなわち神経が生きているかどうか調べる検査です。 僕もそうですが注射が苦手な方には割としんどい検査だと思います。 この検査ではよく打たれる点滴や献血の時に使用される針より太そうな(恐怖でそう見えただけかも)針を、今回僕の場合で7箇所くらい刺しながら検査します。 実際にやられた感想としては、びびったほど痛くはなかったです。電気を流すというのでかなりびびっていましたが、普通の注射と変わりません。 怪我の特性上そもそも腕に感覚がなくなっている箇所が多いので何も感じない場所も多かったです。。 脊髄造影 しんどかったのはこっちです。。 筋電図の検査が終わり、脊髄造影の検査のため短期の検査入院が決まりました。 神経は、脊髄を木の幹に例えると体の各部位に向かって枝葉の様に伸びているらしく、 細かい神経が草の様であることから神経叢と云う、と説明を受けたわけですが 神経が脊髄から引き抜けている場合、引き抜けのある箇所に穴が空いているわけです。 僕は腕の神経なわけですが、これは首のあたりから鎖骨の下を通っている神経になりますので、首のあたりをレントゲンして穴があるかの確認という事になります。 脊髄に 造影剤 (レントゲン撮影の時に映り込む液体)を流し込みレントゲンで撮影します。神経の引き抜けがあった場合にはその穴から造影剤が染み出すので、それをレントゲン撮影で確認する事が目的となります。 で、実際の検査の様子ですがこれがアクロバティック レントゲンの台に寝そべり、横を向き腰を丸めます。背骨に隙間を空けるためです。 そして腰に部分麻酔の注射。。痛いのはこれでおしまいです。 ※痛いのが苦手な人のためにアドバイスで

腕神経叢損傷について その2

腕神経叢損傷について その2です こんにちは。nasoです。 救急病院から転院後、骨折した鎖骨をくっつける手術後のお話。 文章を書くのにどうも集中力が欠けがちな僕なんですが、たまに自然に触れることが人間の集中力を回復させるなんて話を聞いたので明治神宮に行ってきて今書いている、という余談。 インスタに写真あげてます。 腕神経叢損傷の検査 腕神経叢損傷の治療は骨折の治療とは別で行うようです。 僕の場合まず鎖骨の骨折の治療のみの手術を受けました。 手術の際鎖骨付近を切開するので、その影響で更に神経を傷つける可能性が有ることを医師から説明されました。 手術は全身麻酔で4時間程度だったと聞いています。 僕は麻酔からの覚醒後がほんとに苦手というか悪くて、呼吸がしづらくてしんどかったです。。 鎖骨をプレートで固定し、治療が一段落ついた後は腕神経叢損傷の検査が始まります。 腕神経叢損傷はしばらくは経過観察するケースが多いらしく、すぐ治療に入りません。 僕の場合、結果的に引き抜け損傷だったので神経の移植手術をしないとどうにもならないわけだったんですが、ただ神経叢が炎症などしていて一時的に反応が悪い、動いてないだけ、というケースがあるらしくその場合は時間経過で治ったりもするらしいです。 初期の検査内容というのはシンプルで、実際に医師に腕を触られながら、腕のどこが動くか、または感覚麻痺の範囲はどの程度かといったことを調べられます。 なんか棒みたいなのでツンツンされたりして 「ここは感覚ある?」な質問に何段階かレベルをつけて返答します。 この時点では鎖骨の手術後の抜糸なども済んでいないのでまだ入院中なのですが、 一週間ほどで抜糸もでき、傷の経過も良いということで退院となります。 日常生活、経過観察 さて、鎖骨もくっつけたし腕神経叢の治療かなと思いきや、治療の難易度が高いらしく、大きい病院へ転院することになります。 僕の場合 都立広尾病院 なのですが、初診の予約が一か月も先ということになってしばらくは日常生活をおくるということになります。治療できる病院が少ないだけに、同じ先生に患者さんが集まってきて予約状況が逼迫するというのが原因と思われます。 さてこの時点での僕の左腕はどういう状態かというと、ぷらんぷらんです。

腕神経叢損傷について その1

腕神経叢損傷について 腕神経叢損傷と診断されるまで こんにちはnasoです。 はじめに、腕神経叢損傷(僕の場合引き抜け)という怪我は比較的難しい症状で、僕のように引き抜けの場合は完治は無いようです。治療してくれる病院も少ないので、焦らず治療実績のある先生、病院を探した方が良いです。 また、お医者さんに知見がなかった場合(整形外科だが神経は弱い等)、そもそもそのように診断すらされない事もあるので、自分の症状を冷静に分析し、お医者さんにかかる事をお勧めします。 今回の怪我について、知らなかったことが沢山あったので僕の体験談を綴っていこうと思います。 まず事故直後に意識が戻ったのは救急車の中で、名前を聞かれたのを覚えています。 「さっき名前を尋ねたときは答えられなかったよ」と救急隊の方に言われました。 その時の記憶は完全に無いです。 その後寝たのかしばらく意識を失い病院のベッドで目を覚まします。 鎖骨が折れていることを告げられ、足の裂傷を縫うところでした。 ベテラン風の看護師と、縫うのは初めてです!と言っている新米風の看護師の二人がかりで足の傷を数針縫合されます。 鎖骨が折れてると言われた時点では気にしていなかったのですが、特に痛みを感じなかったりのに加えて腕がまったく動きませんでした。 その病院の整形外科の医師に 「左腕がまったく動かないのですが」 と訴えたのですが、 「骨折の痛みで動かせないだけ」 の一点張りで取り合ってもらえませんでした。 ちなみに他の症状として、大量の血尿(というか血)がでたりしていました。泌尿器科の先生に血止めの薬を処方されました。 さて、鎖骨骨折のみなので歩いて帰ってください、と言われ恐る恐る立ち上がります。 立ち上がってすぐに頭痛と激しい吐き気に襲われました。この時点で軽くパニックになりますが、とにかく入院はできないので帰れと言われます。 それからはなんとか親戚に連絡し、車を出してもらえたので病院を出ることはできました。 事故当時、ゴールデンウィーク中だったため、各病院が休みだったという事もあり、2日ほど親戚のお家で看病してもらいました。相変わらず腕に痛みは無く、血尿と吐き気に悩まされた2日間。食事の時気付いたのですが、頭痛と吐き気は上体を起こすと発現するようです